ヴァン
帝国の支配下におかれた旧ダルマスカ王国のダウンタウンで暮らすヴァンは、明るく前向きな少年。
しかし今の境遇に満足しているわけでもなく、自分を縛る国家や民族から解放された自由を求めていた。
いつか空賊になって大空を飛び回りたいと考えている。
アーシェ
ダルマスカ王の一人娘にして唯一の王位継承者であるアーシェは、帝国に占領された後、全てを失い、戦乱の最中死亡したとされていた。
しかし思いがけぬ場所で、ヴァン達の前に姿を現すことになる。
全てを失ったアーシェはあまりに無力な自分を知るが、弱音を吐くわけにはいかなかった。
そんな中、ヴァンとの出会いで彼女の心に変化が生まれる…。
パンネロ
ヴァンのガールフレンド。同じダウンタウンに住む。危なっかしい生き方のヴァンに母性本能をくすぐられるのか、何かと世話を焼く。
戦乱で家族を失ったが、今はバザーなどの手伝いをしながら明るく前向きに生活している。
歌と踊りが得意だが、武芸にもそれなりに通じている。
実線経験はまだないが、騎士団に所属していた兄達の手ほどきを受けていたからだ。
あきらめなければ道は切り開けると信じ、いつも強くありたいと思っている。
バルフレア
義賊、それが彼を称する時の言葉。
あくどいヤツのみをターゲットに盗みを働くバルフレアは、機工士としての腕前も高く、どの国家にも所属しない自由人。
ヴィエラ族の相棒フランと共に飛空艇で大空を駆け巡る彼は、時に軽口を言いながら女性をくどき、酒を片手に悪漢と立ち向かう。
フラン
バルフレアの相棒フランはあらゆる武器に精通し、剣術や格闘技なども修得しているヴィエラ族の女戦士。
機器の扱いにも長けた彼女は飛空艇のメンテナンスも担当する。
ヒュムより寿命が長いヴィエラ族の彼女には生い立ちも年齢さえも不詳な謎の部分も。
しかし、種族を超えた信頼関係にある二人には、些細な事でしかないようだ。
バッシュ
ダルマスカ王国将軍。数々の戦いで勝利を収め、勇猛果敢な将軍として名を知られる英雄。
不正を許さない正義感であり、若者達の憧れの的。
特に、他の貴族出の将軍とは違い、平民から登用されたこともありダルマスカの民から絶大な人気を誇っていた。
しかし、アルケイディア帝国との調印式の時にダルマスカ国王を殺害し反逆者として捕らえられる。
忠義に厚い彼が、なぜ国王を暗殺せねばならなったのだろうか…。
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